軽貨物ドライバーと聞くと、きつい、大変、辞めたほうがいいなど、ネガティブな情報を目にすることも少なくありません。
採用ページなどのお給料の金額と実際のお給料が違ったりすることもあります。
そのため、軽貨物ドライバーをはじめても、すぐに辞めてしまう人がいることも事実です。
この記事では、軽貨物ドライバーを辞めてしまう人の理由はなんなのか、辞めずに続けるためにはどのような工夫をすればいいかお伝えします。
軽貨物ドライバーのイメージとは
まず軽貨物配送とはどのようなイメージが持たれているのかいくつか紹介します。
きつい
軽貨物といわれていますが、案件によっては何十キロにもなるものをエレベーターのないマンションの高層階に運ぶこともあります。
台車を使って運ぶこともできますが軽貨物配送の場合、車への積み込みは自分で行うことになります。
ひとつひとつはそんなに重くなくても、朝から晩まで1日中稼働していると、やはり体力勝負となってしまうでしょう。
大変
1日100キロ以上の運転に加え、荷物の詰め込みや運搬が主な仕事なります。
また、効率の良い配達ルートを考えたり、常に時間に追われることから、大変と感じる人も。
体力も頭も使わなければならない軽貨物ドライバーの仕事を大変と思うのでしょう。
稼げない
軽貨物ドライバーのイメージのひとつに稼げないというイメージがあります。
逆に、軽貨物ドライバーは稼げると言う人もいるので、どちらが正しいのかわからないですよね。
軽貨物ドライバーは個人事業主として仕事をする人が多いため、個人の努力によって収入に差が出てしまうことがあります。
個人事業主としての自覚の有無や、効率良く仕事をするための工夫が足りないなど、個人のスキルがある一定の基準まで達していないと稼げないと感じてしまうのです。
一方で、常に考えながら行動し、トラブルがあっても乗り越えられる人は高収入をえています。
また、求人情報では月収70万円といった誇張した広告が掲載されているため、それを信じてしまった人は、現実をみて稼げないと感じるのでしょう。
軽貨物ドライバーを辞める人の理由
軽貨物ドライバーの仕事を鵜づけることが厳しくなってしまう理由にはどのようなことが挙げられるか、実際に辞めたドライバーからの声をもとにいくつか紹介します。
休みが少ない
軽貨物ドライバーの仕事は休日が少ない職種です。
特に個人宅への配送業の場合、到着日時が祝日や休日である事も多く、週末も勤務しなくてはならない場合もあります。
個人事業主として働いていると、一定以上の収入を確保するために、休みを減らして長時間働かざるを負えないといった状況も。
お金よりも休みが欲しいために辞めてしまうのです。
思ったより稼げない
思ったよりも稼げないという理由で辞めてしまう人がいます。
手元に入ってくる金額は多く感じても、ガソリン代や車両のメンテナンス代など、日々の経費を差し引いていくと、残った金額が思ったよりも低く感じてしまうことも。
入ってきた金額がそのまま残ると思っていた人は、予想外の収入の低さに辞めてしまうのです。
交通事故
交通事故は軽貨物を含む運送業全般において、常に付きまとうリスクです。
人身事故や死亡事故の場合は運転者側にも大きなトラウマを残す事になります。
その結果、運転をする事が怖くなり、仕事を続ける事が出来なくなった結果、軽貨物ドライバーを辞めたいという人が出てきます。
軽貨物ドライバーとして働き続けるポイント
それではどのようにすれば安定して軽貨物ドライバーとしての仕事を続けることができるのか、いくつかポイントをまとめて解説します。
作業効率をあげる
軽貨物ドライバーとして働き続けるポイントは作業効率をあげて稼ぐことです。
辞めてしまう人の理由に稼げないことがありましたが、逆にいうと、稼せぐことができれば長く続けることができます。
作業効率をあげて、たくさんの荷物を配送することができれば、稼ぐこともできるでしょう。
体調の管理を徹底する
配送ドライバーの仕事は、日々時間に追われながらたくさんの配送先をまわります。
時間に追われながらの運転は集中力が必要なため、体調が悪いと事故に繋がり、最悪の場合仕事ができなくなることも。
体力仕事の場面もあるので、対象が悪いと効率も悪くなってしまいます。
体調管理を徹底的にして、時間通りに安全に配達することで、信頼にも繋がり長く続けられるでしょう。
辞めた方がいい配送会社の特徴
どれだけ自分がやる気があって、前向きに考えていても所属する会社のやりかたが合わなかったり、ルーズな部分があると続けることが難しくなってしまうこともあるでしょう。
そこで、どんな会社はやめた方がいいのか特徴を説明します。
お金にルーズな会社
給料の未払いや滞納がある、残業代を支払わない、低賃金で働かされる、などお金にルーズな会社は辞めたほうがいいでしょう。
最初の面接や契約時にお金に関する決まりを確認することで、トラブルの回避になります。
車両点検にコストを払おうとしない運送会社
点検や整備を行わないような危険な運送会社で働くことは命を失う危険もあります。
早急に軽貨物ドライバーが辞めることを考えるべき運送会社です。
トラブル時の自己負担が異常なほど重い
軽貨物ドライバーがどんなに気をつけていても、誤配や道路混雑による遅配、思わぬ事故やトラブルによる荷物の破損は避けられないのも現実です。
軽貨物ドライバー側に大きな過失がないのに会社が責任を負担しようとしない場合には、良い運送会社とはいえないでしょう。
まとめ
今回は軽貨物ドライバーが辞める理由や、どんな配送会社は辞めたほうがいいのか解説しました。
どんな仕事でも自分に合わなかったり、さまざまな理由があると思います。
軽貨物ドライバーをこれから始めてみたいと興味を持っている人も事前に、軽貨物ドライバーが辞めてしまう理由をあらかじめ知っておくことで自分が始めてからもうまく立ち回れることもあるでしょう。
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