個人がオンラインで自由にものを出品した購入したりできるようになり、軽貨物ドライバーの需要は高まってきています。
実際、軽貨物ドライバーとして働くために会社を辞めて転職したという30代や40代も。
しかし、軽貨物ドライバーとして働きたいけど、給与体制や雇用形態など、どのような働き方になるかわからなくて不安な人もいるのではないでしょうか。
この記事では、軽貨物ドライバーの雇用形態や働き方の特徴についてお伝えします。
軽貨物ドライバーの雇用形態について
軽貨物ドライバーは正社員として雇用契約を結ぶのではなく、個人事業主として業務委託契約を交わすのが一般的です。
いわゆる「フリーランス」という働き方になり、フリーのデザイナーやプログラマーと同じようなライフスタイルとなります。
1回の配送で〇〇円と決められていたり、1個の荷物につき〇〇円と設定されていたりと、業者や企業によって報酬が異なります。
自分の頑張りが給料に反映されにくい月給制や時給制ではなく、頑張れば頑張った分だけ報酬が増えることが軽貨物配送の特徴です。
お仕事をした分だけ収入になる点がメリットに挙げられますが、経費の管理や確定申告をしなければならないので、注意が必要です。
また、軽貨物ドライバーは個人事業主であるため、保険に加入していく手続きも自分でする必要があります。
加入する保険も仕事の性質上、事故やトラブルのリスクもあるため、一般ドライバーと比べて割高の保険料になっています。
常に危険と隣り合わせの軽貨物ドライバーは任意の保険に加入しておかないと、なにかあったときに膨大な額の金額を負ってしまうこともあるので、気を付けなければなりません。
軽貨物ドライバーとしてもそうですが、個人事業主として仕事をしていくと考えることも必要になってきます。
軽貨物ドライバーの働き方や特徴
自分のペースを作る
仕事の選択、スケジュール配分などは自分で自由に決められることも軽貨物ドライバーの特徴です。
もちろん、最初は覚えることが多いため、そこまで余裕はないと思いますが、慣れてきたら、自分で仕事の量をコントロールできるようになるでしょう。
自分のライフスタイルに合わせて働くことで、充実した職業となるのではないでしょうか。
自分の知らない場所に行くことができる
中・長距離を走る大型ドライバーは、担当する都道府県の隅から隅まで、または日本全国へのドライブ旅を楽しめる仕事でもあります。
ドライブや移動、旅行が大好きな人が大型ドライバーになれば、毎日の仕事に新鮮さや楽しみを見出しながら続けることができるのが特徴です。
会社社員時代と比べると人間関係に悩まずに働くことができる
ドライバーは基本的に一人で運転する仕事なので、煩わしい人間関係に悩まされることはありません。
人付き合いが苦手という人でも、安心して働くことができる環境です。
人間関係が原因で転職した人からすると良い環境になったのではないでしょうか。
運転中は自分だけの時間を楽しめる
運転中の楽しみとして、音楽・ラジオ鑑賞を挙げられる方は多いのではないでしょうか。
軽貨物ドライバーにおいても、仕事に影響がなければ、移動中に音楽やラジオを楽しむことは自由です。
今では携帯のアプリなどで、耳で勉強できる方法がたくさんあり、運転中も効率良く時間を活用することで楽しく働くことができます。
軽貨物配送にはどんな仕事があるの
軽貨物配送の仕事はさまざまな種類があります。
それぞれ働き方も給与システムも違うのでいくつかピックアップして説明していきます。
個人宅配
ネットで購入した商品などを個人のお宅に配送するのがこの個人宅配です。
基本的に個建て(歩合)になっている案件が多く、1日の間でどれだけ個数を配送することができるかによって売上が大きく変わってきます。
軽貨物配送で高収入を得ているドライバーさんは個人宅配で稼いでいることが多いです。
ルート配送
ルート配送とは、定期的に決められた場所へ配送を行う案件形態のことをいいます。
あらかじめ配送する順番や道順が決まっているため、軽貨物ドライバーになったばかりの方でも比較的簡単に配達することができます。
ルート配送は継続案件となるため、安定した収入を得られるのが特徴です。
また、ルート配送は1日の稼働時間が明確になるため、スケジュールが組みやすいというメリットがあります。
スポット便
スポット便とは、荷主の希望に沿って、指定された時間・場所に配送をおこなう案件形態のことをいいます。
いわゆる単発案件で、緊急の依頼になることが多いです。
依頼としては「〇〇で受け取った荷物を△時までに××に届けてほしい」といった内容になります。
チャーター便
チャーター便とは、荷主が軽貨物ドライバーと軽貨物車両をチャーター(貸し切り)して配送の依頼をする案件形態のことをいいます。
壊れやすいものや配送に専門の知識がいるものなど、特殊な荷物を扱うケースがあるため注意が必要です。
チャーター便の単価は時間または走行距離ごとに決められていますが、時給に換算してみるとほかの案件よりも高いことが多いです。
配送するエリアや自分のスキルによって業務内容を使い分けることで、働き方や収入も変わりますので、参考にしてみてください。
まとめ
今回はこれから軽貨物配送を始めたいと考えている人に向けて、軽貨物ドライバーはどのような働き方をしているのか、雇用形態はどのようになっているのかわかりやすくポイントを絞って解説しました。
参入障壁が極めて低く、始める方が増えている軽貨物ドライバーですが、実際にどのような仕事なのかあらかじめ知っておくと実際に稼働してから、仕事に慣れるまで時間が短くて済むでしょう。
S.T RENTALでは車両を持っていない人でも気軽に軽貨物ドライバーを始められるように月額で軽バン車両をリースするサービスをおこなっています。
サービス詳細はホームページをご確認いただき、まずはお気軽にご相談ください!