軽貨物ドライバーの仕事を始める前に開業届や車両の準備など、大掛かりなことが必要ですよね。
車両の中にあった方がいいものや身に付けておくものなどは後回しになってしまうことが多いです。
実際に仕事がはじまってから、あれがあればよかったとなることもあるでしょう。
この記事では軽貨物ドライバーが効率よく配送するための便利アイテムを紹介します。
軽貨物ドライバーは効率よく配送することが大事
軽貨物ドライバーとは、軽トラックや軽バンなどの貨物車両を使って、荷主に指定された配達先に荷物を届ける仕事です。
軽貨物配送ドライバーの収入は月給制や時給制ではなく、案件毎の単価が報酬となります。
1回の配送で〇〇円と決められていたり、1個の荷物につき〇〇円と設定されていたりと、業者や企業によって報酬が異なります。
ドライビングスキルに加え、徹底した時間管理の元で「1日にいくつ配達を完了するか」 が直接収入に関わるので、効率よく配送することが大事になってくるのです。
よく荷物を渡してすぐに仕事に戻ってしまう配達員がいますよね。
それは効率のためにテキパキ動いているからであり、冷たい人だからというわけではないのです。
車内にあるといい便利アイテム
車内にあると便利なアイテムを紹介します。
ドライブレコーダー
事故やトラブルが起きたときにドライブレコーダーがあると安心です。
万が一に備えて走行中だけではなく、停車中も録画できるドライブレコーダーの購入をおすすめします。
自動車のフロント部分に、前後左右360度の映像を記録できる全方位カメラを搭載している360度タイプのドライブレコーダーなど種類も豊富なので、ぜひ検討してください。
カーナビ
最近はスマホのナビ機能を利用しているドライバーが多いですが、スマホを見ながらの運転は大変危険です。
携帯電話を保持して通話したり画像を注視したりした場合、「6月以下の懲役」又は「10万円以下の罰金」、普通車の場合は18,000円の違反金、3点の違反点数がつけられるようになりました。
また、携帯電話の使用により事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合「1年以下の懲役」又は「30万円以下の罰金」、6点の違反点数がつけられ、免許停止処分の対象となります。
スマホの場合、電池切れや通信障害などで利用できなくなる可能性もありますので、カーナビを利用することをおすすめします。
カーチャージャーソケット
スマホの充電やドライブレコーダーなど、ドライバーの必須アイテムを充電ができるのがカーチャージャーソケット。
電源が複数充電できるタイプを1つ用意しておくと便利です。
台車
軽貨物配送を始めるうえで必須ともいえるほど重要な台車は、作業スピードの向上だけでなく腰痛予防にも役立ちます。
台車を選ぶ際は「軽さ」「静穏機能」「積載量」の3点に注目し、配送先や使い方に合わせて購入しましょう。
事故を引き起こさないためにも、傾斜などで勝手に動いていかないように、ストッパーがついている台車がおすすめです。
荷台用保護カーペット
荷物によってはあまり保護材がない荷物もあります。
トラブル防止のためにもあると便利でしょう。
ゴムマットなども併用すると掃除がしやすくなります。
台車を固定する荷締めベルト
複数の荷物を積んだり、台車に載せる荷物が安定しないときに使います。
荷物を台車から落としてしまい、トラブルになることを防ぐことができますし、落としてからまた積むまでの時間を考慮すると、ベルトを使った方が早くなります。
ぜひ車両に常備しておきましょう。
身に付けておくといい便利アイテム
身に付けておくと便利なアイテムをいくつか紹介します。
腰袋
腰袋は大工さんなどの職人さんがつけているイメージがあるかもしれませんが、軽貨物ドライバーにもおすすめできるアイテムです。
不在表やボールペンなどを1つにまとめるだけでなく、出し入れがしやすくなります。
手を使わずに必要最低限の荷物を持ち運べるので、おもに個人宅配送をするドライバーにおすすめです。
領収書・伝票入れ
軽貨物ドライバーにとってお金と同じくらい大切な領収書や伝票は、失くさないように保管しなくてはいけません。
伝票ケースに入れて保管しておく、バインダーに挟んでおくなど自分が管理しやすい方法で紛失しないようにしましょう。
筆記用具
メモを取るときや不在表の記入などで利用するので、車に筆記用具を多めに積んでおくと紛失した場合でも買いに行かずに済みます。
メモ用紙やハサミ、シャチハタも用意しておきましょう。